日本の株式市場全体の株価指標
見てくださりありがとうございます。今日は株式市場全体の株価指標について、どんな計算方法で株価指標を算出しているのか知りたい方向けに簡単に説明していきますね。株式投資をこれからやりたい、始めたばかりであまり理解できていない、など超初心者向けに簡潔に書きました!ニュースなどでもよく使われるん日経平均などなにを平均にした数値なのかわからない!という方は是非参考になればと思います。
単純平均株価 計算方法
◇長所:市場全体の平均的な株価水準を知るのに有効
◇短所:株式分割などによる株価の下げを修正しないため、指標としての連続性が失われる
日経平均株価 計算方法
◇長所:株式分割などがあっても指標としての連続性が失われない
◇短所:値がさ株(株式水準の高い株)の値動きに影響を受けやすい
東証株価指数(TOPIX) 計算方法
TOPIXの計算で使用される時価総額は、企業同士の持ち合い株式など市場で売買される可能性の低い株式(固定株)を除いた浮動株を基準に算出
◇長所:株価と発行済株式数を加味した加重平均株価の考え方を採用
※加重平均株価単純とは、単純平均株価の算式に上場株式数等の重み(ウエート)反映させる方法で算出された平均株価のこと。 対象銘柄の株価合計を銘柄数で割って求めた単純平均に比べ、市場全体の株価水準をみるのに適しているとされています。
◇短所:時価総額の大きい株式の影響を受けやすい
売買高(出来高)とは
証券取引所で売買契約が成立した株式の総数のことで出来高とも言います。
売り100万株と買い100万株の取引が成立すると、売買高は100万株になるという計算。
株価の変動要因3つ
最後に株価の変動はどういった背景で変動するのかを簡単に説明しますね!簡単にポイントだけ書いてみました。
金利の変動
・金利の低下は、資金調達コストの低下により金利負担が減少するため、企業収益が増加し、株価上昇要因になる
・金利の上昇は、資金調達コストの上昇により金利負担が増加するため、企業収益が低下し、株価下落要因になる
為替の変動
・為替相場の変動は、企業収益への影響を通じて株価に影響を与える
・一般に円安は、輸出企業に有利であり、円高は輸入企業に有利である
景気の変動
・景気の拡大は企業収益を増加させるために、個々の企業の株価は上昇
・景気の後退は企業収益を減少させるために、個々の企業の株価は下落
まとめ
簡単に計算方法をまとめてみました!参考になれば嬉しいです♡
これからも少しずつ株式など金融資産についての記事をUPしていきますね。